データ入力の仕事に役立つ資格といえばタイピングスキルが代表的で、最も認知度が高いのは文部科学省後援で日本情報処理検定協会が主催する日本語ワープロ検定試験です。
年に4回検定試験があり、正確に文章を打ち込むことに加えて体裁のよい文書を作成する能力も判定されます。
次に認知度が高いのがランダムの英字や英単語、ローマ字や記号などが混じった2000タッチ分の問題を10分間で打ち切る日本商工会議所のキータッチ2000検定です。
どちらも文部科学省と日本商工会議所が関わっているため企業からの信頼も高く、データ入力を主とする職場への就活や転職活動で強くアピールできます。
これに加えてエクセルやワード、マイクロソフトオフィススペシャリストやITパスポートの資格を持っていると有利です。
データベースの作成や管理も任せられる時はアクセス、日本情報処理検定協会が主催するパソコンスピード認定試験、全日本情報学習振興協会が主催するパソコン検定タイピング試験もおすすめです。
データ入力の仕事は主に女性に人気があり、在宅でもできる会社も多いことから子育てや家族の介護などと両立したい方から特に人気があります。フルタイムで勤務するような場合に比べるとそれほど収入は高くありませんが、データ入力の経験があったりスキルがそれほど高くなくても気軽に始められるのがメリットです。
オフィスのリモート化が進んできていますので、データ入力などデバイスとネット環境さえあればできるような仕事はどんどんリモート化が進められる傾向です。これまで派遣という働き方でデータ入力をしていた人は交通費もかかりませんし、在宅にしてみるのもお勧めです。
ネットで検索すると募集が結構あります。収入面ではとりたてて高額ではないものの、難しい資格が必要なこともありませんし誰でも始めやすい部類です。ネットで募集をしている企業は、ウェブフォームから申し込みをして働き始めることができますのでおすすめです。